産みハル育てハル

2016年9月待望の第一子出産予定

不妊との闘い⑤~「子どもは授かりもの」というこどば~

本当は、不妊治療中の当時、記録のためにブログを始めようとしたこともありました。だけど、あまりにも心がやさぐれていてとてもじゃないけれど他人に見せるようなものが書けそうもありませんでした。

今でも旦那さんに「あの頃はヒステリックだった」と言われるくらい毎日が地獄のようでした。荒んでおりました。

夫婦喧嘩も多かったし、タイミング取るのも義務みたいになっていたし、今になって思えばそんな夫婦のところに子どもなんてできるはずないんですよね。

 

不妊治療中はこの「授かりもの」「赤ちゃんが選んできてくれる」理論がとても嫌いでした。当時、職場の女性に「赤ちゃんは空から見ていてママを選んでくるんだよ」と言われたのがすごいショックだったからです。

じゃあ私はなんで選ばれないんだろう、子どもが嫌いだなんて言っていたからかな、性格が悪いからかな、母親の資格がないのかな、じゃあなんで虐待や堕胎をするような人や犯罪者のところにはできるんだろう、出来ちゃった結婚ってなんだよってものすごく思いつめてしまったからです。

自分を全否定された気持ちになりました。

 

妊娠した今だからこそ、「子どもは授かりもの」って思えるようになりました。きっと選んできてくれたんだと思うこともあります。

2人で楽しくバドミントンしていたのを見ていてくれたのかもしれません。思えば、授かる前の3ヶ月くらいはとても笑いの多い2人になっていたような気がします。

 

「子どもは授かりものだよ」

「ママを選んできてくれるんだよ」

 

この言葉は、不妊治療をしている人にとっては時に凶器になることもあります。こう思えるのは、タイミング法しか取っていないとはいえ自分も「授からない」という経験をしたからこそだと思います。

 

不妊を経験して、不妊治療も経験して、一時は人工授精も勧められて検討もしました。本当に本当に辛い1年半でした。だけど、いろいろな状況・立場の方がいてみんないろいろな思いで取り組まれているんだということを身を持って経験できたことは私の血肉になっていると思います。

転職、結婚、マイカー・マイホーム購入・・・それまでがとても順風満帆にいっていた私だからこそ、不妊という経験は自らを省み律する機会となりました。

人の痛みや苦しみを理解できるようなそんな人間・母親になりたいと思います。

 

 

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