不妊との闘い②～治療の概要と心がけていたこと～
治療の概要
1年半の間に私が受けた治療の概要と検査＆その結果と費用はざっとこんな感じでした。
＜治療開始年齢＞
27歳
＜治療開始時期＞
妊活始めて半年後
＜治療期間＞
約1年
＜治療＞
タイミング法（場合によっては排卵誘発剤も使用）
＜検査＆結果＞
・ホルモン検査 → 特に異常値は見当たらず
・卵胞チェック → 状態が良い時と悪い時があった、子宮内膜は薄めな時が多い
・精液検査 → 問題なし（むしろ人より多め！笑）
・フーナーテスト → 問題あり（性交後8時間で運動精子なし）
・抗精子抗体検査 → 問題なし
・子宮卵管造影検査 → 問題なし
＜費用＞
約10万円（1年合算）
正直なところ、1年の間ずっと治療に通っていたわけではありませんでした。あまりにも不毛で途中で嫌になってしまったり、転院したりがあって、通ったのは実際には1年くらいだったのかな。だから費用も10万くらいで済んでいますが、ちゃんと通っていたらもっと高くなっていたと思います。
検査も、私の場合これといった原因は見つからず、それがまた辛さに拍車をかけました。不妊治療はよく「出口の見えないトンネル」と例えられますが本当にその通り。何か明らかな原因が見つかればそれを取り除く努力ができるのに、見つからないものだから毎月毎月、卵胞チェック→タイミング→生理→絶望の繰り返し。ただ、原因があろうとなかろうと、高度治療に臨もうと臨ままいと、現代の医療技術をもってしても100%の治療はできないというのが“妊娠”なのです。本当に神の領域なんだなあと痛感します。
心がけていたこと
治療に加えて心がけていたことはこんな感じ。
・葉酸サプリ服用
・基礎体温計測
・アルコール摂取を控える
・適度な運動
・冷え性改善マッサージ
医学的にこれといった原因は見つからなかった我が家だったのですが、自己診断として、もしかしてこれが原因じゃないかなあと思うものが2つありました。
・冷え性（特に下半身の血行不良）
・運動不足
実のところ、現にこの2つが解消された途端妊娠したのでした（笑）妊娠が発覚したのが2016年1月のことでしたが、2015年の秋からダイエットも兼ねてたーくんと週末のジョギングとバトミントンを始めました。なんでバトミントンかというと、ただ単に好きだったから（笑）2人でできて場所も選ばずルール度外視で気軽にできる遊び、それがバドミントンでした。そして、実際にやってみるとこれがまた最っ高に楽しくて、なんかたーくんが右往左往している様とか普段見れないからケラケラ笑いながらやってました。バトミントン、既婚未婚に関わらずカップルにちょーおすすめです。
まあ、理由はそれだけではないんでしょうが、でもやっぱり適度な運動って大事だなと思いました。あと、2015年末にはなんかもういいや！って開き直りつつあり、年末は特に帰省とかで忙しかったというのもよかったのかもしれません。実際、妊娠した周期はタイミングの時期が帰省時期と被りああもう今回はあきらめよーと思っていたくらいでした。
不妊治療の体験談で「あきらめたら妊娠した！」とか「治療をお休みしたら妊娠した！」って話をよく聞きました。あと、アドバイスとしても「あまり考えないようにしましょう」とかいうのがあり、当時は「考えないとか無理じゃね？生理が何日頃とか絶対考えちゃうし、期待しないとか無理！」と思っていたんですが、本当にそれがよかったのかもしれません。やっぱりストレスは大敵なようです。
こんな感じで、ざっくりと私がした治療と心がけていたことでした。あんまり参考にはならないかもしれないけれど、不妊治療始め立ての方とかがこのブログにたどり着いたとしたら、まずはぜひバトミントンから始めてみてください（笑）
