妊活にいたるまで①~私の人生設計は果たして間違っていたのか~
さて、マタニティライフをつづる前に少し昔話を。
私の当初の予定では
私がたーくんと結婚したのは25歳を目前に控えた秋のことでした。あの頃は輝いてたなあ。(遠い目)あれからもう4年が経とうとしています。
子どもについては、結婚前から「いつか、必ずほしいね」というのが2人の共通認識だったので作らないという選択肢は全くなかったんだけれど、結局のところ、本格的に妊活をスタートしたのは2014年の春。結婚して2年後のことでした。
どうしてもっと早くに始めなかったかというと、なんといっても一番の理由は「仕事」でした。
結婚式の数ヵ月後には幸いにも派遣として仕事が見つかった私は、最低でも1年は働きたいと思っていました。今思うとアホらしいんだけれど、1年も経たずに妊娠するなんて社会人としてあるまじき行為!なんて思っていた節があったんです。(当時の私は、この考え方を後々ひどく後悔することになるとは知る由もない。)
さらに、入社当初から「1年働けば契約社員になれるかもしれない」という話があって、加えて契約社員になれば「育休・産休が取れるかもしれない」という話まであって、それなら、可能性は低いかもしれないけれど契約社員になって育休・産休取ってワーキングマザーになろうと、そういう人生設計を私はしたのです。
結果的に2014年4月には晴れて契約社員になり、そして、まさか取れるとは思っていなかった産休も育休も取得することができることになったのです。
が、
まさか、2014年春に始めて2015年末までほぼ丸々2年もの間子宝に恵まれないだなんて当時の私はこれっぽっちも思ってもいなかったのです!!!
もちろん人生設計にもそんなスケジュールは組み込まれていなかったのです!!!
私の人生設計は間違っていたのか
そこで自問自答です。私の人生設計は間違っていたのでしょうか。
私は結婚後2年もの間、妊活始めたらすぐに子どもができると信じてやまず、自分の人生設計に一片の悔いなしと言わんばかりに、余裕綽々で悠々自適に過ごしてしまったのでした。
その2年間を全く後悔していないかというと嘘になります。正直なところ、もっと早く妊活を始めるべきだったと思っています。
このブログを目にした既婚子なしの20代半ばの方たちには「早くつくったほうがいいよ!!!」と声を大にして言いたい。
ただ、その2年の間に子どもがいてはできない経験をたくさんしたのも事実です。
仕事で得た信頼や実績はもちろん、たーくんとの旅行も、友達とのカフェでのランチも、マイカーとマイホームを手に入れたことも、きっと子どもがいたら今のように自由にというわけにはいかなかっただろうと思うのです。
「私の人生設計は間違っていたのか」
間違ってはいなかったと思うのです。間違ってはいなかったけれど、反省はしなければいけない。
人生、そんなにうまくいかないよって。
子どもを授かってみて改めて、子どもは本当に授かりものなんだなと思うのでした。