産みハル育てハル

2016年9月待望の第一子出産予定

里帰りしない出産【私が里帰りしない出産に決めた理由】

今日は里帰りしない出産について書いておこうと思います。
散々悩んで決めたんだけど、正直今でも不安だし、まだ生まれていないからこの選択が正解だったかどうかは分かりません。
そもそも、里帰りする、しないに正解なんてないんだろうけれど・・・悩んでいる方の参考になれば。

 

前提

まず前提です。出産後の私を取り巻く環境はこんな風になるであろうと想定されました。

・自宅:大阪、私の実家:愛媛(車で5時間くらい)、旦那の実家:大阪(隣の市。車で30分くらい。)

・両親:現役で共働き、実家住みの弟も社会人⇒日中は実家に誰もいない

・義両親:まあまあ高齢、義父:半身不随、義母:義父の介護をしている⇒車は所有していないので自宅に来てもらうとなると電車とバスを乗り継いで来ることに。

・両親、義両親ともに関係は良好。とはいえ、義両親に対してはやっぱり遠慮はある。

・親戚:車で30分くらいのところに小さい頃からよくしてもらっている私の親戚あり。

・旦那:月~金フルタイム勤務。帰りは早くて20時くらい。家事できない。

・友人:愛媛にも大阪にもそんなにいない←

    (ちなみに、出産経験のある友人は今のところ0です。)

・産院:大阪であれば自宅から徒歩5分のところ、愛媛に帰ったら電車か車で送ってもらわないと行けないところになりそう。

 

なぜ里帰りを悩んだのか

理由① 家族関係

前提だけを見てみると、どう考えても里帰りした方がいいように見えると思います。両親共働きで日中は家に誰もいないとしても、食事や掃除、洗濯という最低限の家事はやってもらえることは間違いありません。
家族関係も悪くはありません。ただ、言葉ではなかなか説明しづらいのですが、仲のいい家族だけに、わがままになりすぎてしまったり、素直になれなかったり、言わなくてもいいことを言ってしまったりと帰省するたびに「しんどいなあ」と思うことがよくあったのも事実でした。ただの帰省でそう思うのだから、出産・育児ともなると確実に衝突するに違いありません。それが私にとってはすごくネックでした。

理由② 旦那さんとの関係

出会って9年、結婚4年目にもなってお恥ずかしいですが、私は旦那さんが大好きです。妊娠中、喧嘩して「こんなんじゃ産後やっていけない」と思うこともありましたがやっぱり出産という一大イベントには旦那さんにそばにいてほしいという思いがとても強かったのです。母親ではなく、圧倒的に旦那さんでした。もちろん、里帰りしても出産に立ち会える可能性も十分にありますが、確実にそばにいてほしかったのです。(仕事の都合上立ち会えないという可能性もありますが、里帰りして出産に間に合わなかったというのとはわけが違う気がするので、それはそれで仕方ないと思えると思います。)

理由③ 産後のパパと赤ちゃんの関係

里帰りをするとなると、産後1ヶ月程度は実家にお世話になることになるでしょう。産後1ヶ月というのは子どもは生後1ヶ月ということですよね。新生児って毎日のように顔が変わるというし、そんな貴重な時間をパパと一緒に見守れないなんてツラい!と思いました。実家の愛媛と大阪を行き来するとなるとおそらく週末だけになるだろうし、毎週末も来れるかどうかも怪しいです。まして、旦那は「できる限り(私の)実家には行きたくない(気使って疲れるから)」という人なので、下手すると1ヶ月後に迎えに来るのが初めてなんてことにもなりかねません。そんなのは赤ちゃんにとっても私にとってもイヤだ!と思いました。

産後サポートか家族か

上記3つの理由から、実母による「産後サポート」をとるか、旦那さんそして生まれてくる子どもとの「家族」をとるかという決断を迫られました。こんなこと言っても仕方ないけれど、自宅と実家の距離がもう少し近ければと思います。そうすれば自宅で実母のサポートも得ながらパパと家族が築けるのになあと。あるいは、里帰りするという決断ももっとあっさりできたかもしれません。あくまで理想論ですが。
結局のところ、私はパパと赤ちゃんとの「家族」をとる選択をしました。ここまで読んで、子育て経験者の方には「甘いなー」と思われるかもしれません。私も、実際に産んで子育てが始まってみたら「帰ればよかった」と後悔するかもしれません。でも、もし後悔しそうになったらその時は潔く実家に帰ろうと思います。助産師検診でも「頑張ることにこだわらずしんどくなったら帰っていいんだからね」と言われました。産後2週間後くらいに両親が来てくれる予定なので、その時点で「もう無理」ってなってたら一緒に愛媛に帰っちゃおうと思います。

背中を押してくれた一言

里帰りするかしないか悩んでいた時に背中を押してくれた一言がありました。

里帰り出産しないママを支援するツールはたくさんあるけれど、里帰り出産で、
赤ちゃんとふれあう時間を持てなかったパパを支援するツールはない!

このサイトのこの言葉を見て「そうだよね!やっぱりパパとの時間を大切にしてあげたい!」と里帰りしない出産を決心することができました。まあ、結果実家に帰ることになったとしても、それはそれで仕方ないかな(笑)パパごめんね。

次回は、私が里帰りしない出産に向けて準備したことをまとめておきたいと思います。